2月22日、わが家の愛犬、むーすけ(白のポメラニアン)
以来、気分はややブルー。
それを気にした子供たちが、
だが、
「そんな気はない。
すげなく断った。
むーすけを悼む気持ちが強かったから。
ところが先日、
「やっぱり犬を飼わない?」と尋ねる。
「この前、言った通り。飼わないよ」と、言下に否定。
「でも、
ある若者が産まれて間もないダックスフンドを飼っていた。
ところが、事情があって手元で飼えなくなり、
だが当然、祖母は犬の面倒を見切れない。
殆どゲージに入れっぱなし。
吠えたり、
餌もろくに与えられず、手入れなんか勿論してもらえない。
だから、ダックスフンドは元々、表情が豊かな犬種なのに、
体からは異臭さえ放つ状態に。
その祖母が住む地元の町内会長の娘さんが、長男の知人。
その関係で一旦、長男が引き取った。
体を洗い、
毛の手入れもしてやった。
それで、やっと元気を回復、
だが、長男のマンションでも、そのまま飼えない。
元の生活に戻したり、保健所で殺処分して貰うのも可哀想。
どうしたものか…と、言い終わらないうちに、
「飼う。
その間、
見事に前言を翻した。
「今度、
「もう、連れて来てる」と、
しかも、予め母親に打診していたらしく、
「
お母さんが付けてくれた。
『
前の「むーすけ」は長女の命名。
どうやら、
でも何故、豆太郎なのか?
最初の飼い主は「ジャック」と呼んでいたらしい。
それを家内が、
勿論、イギリス童話「ジャックと豆の木」
(って、かなり突飛な連想だが)。
賢そうで、
それにしても、保健所に渡そうか、なんて言いながら、
早手回しに母親と相談して名前まで決めているとは。
私がホロリと来て引き取るのは、先刻、織り込み済みか。
まんまと一杯食わされた気がしないでもない。
だが、
豆太郎(茶色のダックスフンド)
わが家で一緒に暮らすことになった。
別れ際に長男が一言。
「
これを、
それとも、
と僻むかはー些か微妙。